ローヤン・ドイはハワイ出身でアロハの精神に溢れている。13歳のとき、弁護士や裁判官になろうと決めた。4世代目の日系アメリカ人。会社役員になったのは私が第1世代です。16歳の時に人生の師に出会えたのは幸運だった。成功の多くは、その師から学んだことが基になっているんです。
日本の政府や企業に期待する、女性が活躍なるための支援はどのようなものがあるでしょうか?
ジェンダー間の平等というのは、女性の問題ではありません。家庭の問題なんです。日本政府は、男性向けの1ヵ月の父親休暇取得を義務化すべきです。この「パパ休暇」は、子どもが生まれてから6ヵ月以内に取得しなければならないという条件は設けつつ、フレキシブルに利用できるようにします。 (毎週金曜日のみで20週間でも、一度にまとめて2週間ずつでも、という具合に)。そうやって自分の子どもと時間を過ごしながら繋がりを築いて、世話をしたり家事をすることのよろこびや難しさを噛みしめるというのは、父親にとって良いことだと思います。#Japan
次世代の若い女性たちへ何かアドバイスはありますか?
仕事と家庭・生活をうまく合わせていくのは、タイムマネジメントの話ではなくて、自分のエネルギーを管理していくことなのです。自分が好きなこと、エネルギーを注げることに対しての長時間労働というのは、情熱です。
自分が嫌っていたり関心も持てないことに対しての長時間労働は、ストレスです。ですから、自分の人生について意思決定をする際には、自分の精神や魂の糧となるものを選ぶようにしてください。